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書を捨てよ、ビデオ観よう。
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くまちゃん
KUMA-CHANG

1992年
日本映画
93分

〔監督〕小中和哉 〔脚本〕小中千昭
〔製作〕田中迪/佐藤博久/小中明子 〔プロデューサー〕加畑圭造/宮直樹/志田篤彦
〔企画〕馬越勲/吉田久幸/小中和哉 〔撮影〕志賀葉一 〔美術〕小林巧 〔編集〕鈴木歓
〔音楽〕小中千昭/うさうさ/八木橋敬也 〔助監督〕竹内敬明
〔出演〕草刈正雄/川合千春/風祭ゆき/上田耕一/曽我泰久/藤井千夏/田口トモロヲ/大杉漣/サブ/斉木しげる〔声の出演〕冨永みーな
 
 くまちゃん ビデオジャケット


ピクサー映画の『WALL-E(ウォーリー)』で草刈正雄が声優やってたのにはビックリしたけど、パンフレットで草刈正雄のプロフィールに、


主な映画出演作 / 『0093 女王陛下の草刈正雄』


って書いてあったのには正直吹いてしまった。

まぁ確かに近年の主演作品だもんね。・・・茶化したタイトルだけど。



さて、そんな草刈正雄エピソードを思い出しながら中古ビデオのワゴンからザックリ拾い上げた本作。

「うわぁヘンな映画だなぁ。」…ジャケットの雰囲気から思わず漏らした一言。

ジャケット裏面のストーリーを読むと、

現代アートの彫刻家 草刈正雄が20歳年下の恋人を相手に、恋に悩み、仕事に悩んでいると、そこへクマのぬいぐるみ型の宇宙人がやってきて恋のアシストをする…というもの。

「おぉ、やっぱりヘンな映画だなぁ。」


しかし実際に映画を観てみると、手がたい演出とそつないSFXで思った以上にちゃんとした映画だった。

クレジットを見てみると監督と脚本は、特撮界では名の知れた小中和哉・千昭 兄弟だというのだから、しっかりしてるのも当然である。


なんでも監督自身が自主制作映画として撮った作品のリメイクらしい。

ただ個人的には、ジャケットの雰囲気から「すっごいヘンな映画」を期待していたので、予想外のちゃんとした映画っぷりに、すこし残念だった・・・というのは贅沢な不満かもしれない。


さて、そんな本作の中で最も笑えたのが、草刈正雄のアトリエに宇宙船が突っ込んでくるシーン。

天窓を突き破って金属物体が落下してきたのに、キョトンとするだけのリアクションの薄さと草刈正雄の顔の濃さのコントラストはそれなりに見ごたえがある。


他にも脇役が実力派で、田口トモロヲや、北野作品で脚光を浴びる直前の大杉漣(ビデオジャケットの出演者欄に大杉漣の名前がない!)などなど、あなどれない映画である。



0093/女王陛下の草刈正雄
ちなみに完全なる余談であるが、最初のほうでに紹介した『0093 女王陛下の草刈正雄』。

ヘンな映画だと思っていたが、鑑賞したところ予想以上に下らないヘンな映画だった。

シベ超Tシャツで水野晴夫が出てるし、テーマソングは「GOGO!マサオ!」とか叫んで脱力感満点だし、草刈正雄は自力でスローモーションやるし、もう大変なことになっている。

あまりのインパクトだったので、思わず映像監督を目指す大学時代の後輩に観せたところ

「僕の人生のなかで5本の指に入る名作です!」と予想外の大絶賛で、薦めた自分が驚く始末。

よほど気に入ったのか、後輩の次回の自主制作映画では自力スローモーションを取り入れるそうだ。

『くまちゃん』のように、彼の作品も10年後くらいに自身でリメイクされ、全国配給される日がくるかもしれない。

その時はぜひ、全力で「すっごいヘンな映画」にしてもらいたいものである。




▲外宇宙からのくまちゃんオープニング



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ネタバレ、下品な表現があります。
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