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ミート・ザ・フィーブル 怒りのヒポポタマス パッケージ ミート・ザ・フィーブル/怒りのヒポポタマス
Meet the Feebles
1989年
ニュージーランド映画

〔監督〕
ピーター・ジャクソン
〔出演〕
ドナ・アケルステン
スチュアート・デベニー
マーク・ハドロウ
〔日本語吹き替え〕
ピンクの電話(清水美子・竹内都子)
 

ミート・ザ・フィーブル 怒りのヒポポタマス パッケージ

*** ストーリー&解説 ***


ピーター・ジャクソン監督のニュージーランド時代の作品ということで、狂喜して観賞し始めたものの内容のとっつき難さから『ブレインデッド』のように楽しめなかったのが正直なところ。

 
内容はショービジネス界の様々な裏事情を、かわいらしい操り人形や気ぐるみを使ってドロドロと風刺した「おかあさんといっしょR指定版」みたいな作品である。

 
とにかく言える事は、きちゃない映画であるということ。

 
芸能記者のハエは便器でウンコをムシャムシャ喰い、性病を患うウサギの司会者は体中から膿を吹き出し、社長のセイウチはゴルフ場でゲロを吐く。

 
そして最後は発狂した女優のカバ(ヒポポタマス)がマシンガンで劇団員をジェノサイド。

 
かわいらしいキャラクターがこれでもかと見せるエログロ映像はナンセンス極まりなく、そこらへんのスプラッタ映画よりも食傷気味になること請負いである。
 
なかでもセイウチと愛人のネコとのセックスシーンは作品中随一の奇ッ怪なシーンである。

 
巨大な気ぐるみのセイウチがヒョロっとしたネコの人形をガスガス突いている様は「キモチワルイ」の一言に尽きる。
 
しかし、これだけの御下劣人形劇を開始からラストまで引っ張るパワフルさは、さすがピーター・ジャクソン。
 

とはいえ、『ロード・オブ・ザ・リング』以前のピーター・ジャクソン監督に興味が無ければ、一生観なくていい映画であることは確かだ。
 
※ちなみに僕が見たのは日本語吹き替え版で、カバの声がピンクの電話だった。是非諸兄も吹き替え版でピンクの電話のジェノサイドを満喫していただきたい。


▲なんか気持ち悪いセイウチとネコのセックスシーン

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ネタバレ、下品な表現があります。
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