書を捨てよ、ビデオ観よう。
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*** ストーリー&解説 ***
政府によって都会のド真ん中の下水道に核廃棄物が不法投棄され、さらにそれで被爆した浮浪者が人喰いモンスター「チャド」と化すバケモノ映画。
物語前半は浮浪者を守るべく、政府の陰謀を暴いていく主人公達を描いているが、被爆しただけで人喰い化物になるというストレートすぎる設定は、どう考えてもホームレスと被爆者を軽んじているとしか思えない。
その証拠に、物語後半ではチャドと化した浮浪者を主人公達は容赦なく殺していく。
ヒロインにいたってはチャドの首を剣で一刀両断するもんだからスゴイ。
主人公達もとんでもなければ、不法投棄した政府の連中もバカばかりで、チャドだらけの下水道をすべて閉鎖してガス爆発を起こして全滅させようとする。
おいおい、もれなくご家庭の水周りも爆発しちゃうだろ・・・。どーすんのよ。
クライマックスでは、黒幕である政府のオッサンがそのへんにある普通のバンに乗って主人公達を轢き殺そうとするマヌケな戦法に出るが、瞬く間に主人公に射殺される。
ドライバーを失ったバンは、ノロノロと惰性で走ってマンホールの穴に前輪が…。
「ガタッ」と脱輪したと思ったら「ドカーン!」とバンが爆発炎上。
あんまり急な爆発シーンだったので、ガタっと脱輪したショックで爆発したのかと思ったが、…どうやらマンホールから漏れていたガスで爆発したらしいことが後に説明されるが…わかりにくいよこれ。
この 脱輪→爆発 の唐突なラストシーンは別の意味で盛り上がること必須である。
しかしこの作品、ストーリーや特殊効果の見せ方がなかなか良く、最後まで飽きさせないことは確かである。
チャドの「着ぐるみ感」に少しだけ目をつぶれば十分楽しめる作品だと言える。
▲噂の脱輪→爆発
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ネタバレ、下品な表現があります。
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